
ETロボコンとは
ロボコンには色々な種類があって、ETロボコン(http://www.etrobo.jp/2013/)はハードウェアのスペックは基本的に同じで組み込むソフトウエアの性能で勝負する形式のものです。そのため車検も厳格に実施されるそうで、車検後にいじると失格になってしまうそう。電池もオフィシャルサプライヤーの電池が支給されるそれを使うことになっています。(ちなみに私が見に行った大会ではPanasonicのエボルタが提供されていました)デベロッパー部門とアーキテクト部門
競技はデベロッパー部門とアーキテクト部門の二種類があり、アーキテクト部門は今年から設置された新しい部門とのこと。デベロッパー部門はライントレースのタイムを競うものです。コースは前半のベーシックステージと後半のボーナスステージから構成されていて、前半が通常のライントレースでここをクリアすればゴールと認められ、基礎タイムが決まります。後半のボーナスステージを中心に各所にボーナスポイントが設定されていて、クリアするとゴールタイムから時間が減らされます。そのため成績としてはマイナス時間がありえて、幾つかのチームがマイナス時間でゴールしていました。競技は自体は二チーム一組で行い、インコースとアウトコースでボーナスポイントとなるイベントが異なります。一チームに回の走行チャンスがあり、その合計で成績が決まるようです。写真は最後のボーナスポイントで壁にぶつけずにロボットをキチンと車庫入れするというものです。

アーキテクト部門は今年から新たに設定された部門で、ベーシックステージ同様のライントレースが前半にありますが、後半は内容が決まっていません。出場各チームが企画、設計した内容をデモ走行し、そのデモ走行に対して審査員が点数をつけるというものです。さすがに、初めてなので色々な意味でぐたぐたな面が見られましたが(笑)、チームの個性が本当に出ていて全国大会ではかなり面白いものが見られるのではないかと期待できました。