cygwinでaspellをインストール
Emacs系(Mule)のスペルチェックはispellを使うと思っていたのですが、ネットで調査してみると最近はcygwinのaspellを使うようになっているようです。cygwinは既に使っていたので単にパッケージを追加すれば良いと思い、cygwinの setup.exeを起動してみたのですが、更新用のサイトに接続できません。そもそもインストールは出来ているのですから、接続できないはずがない。こちらも調べてみると、ある時からcygwinが64bit版と32bit版に分かれていて、setup.exeも別々になっていました。64bit版を新たにインストールし、aspellを追加、そしてMuleからの呼び出しのために環境変数PATHにaspellがインストールされているフォルダーC:\Cygwin64\binを追加します。32bit版用のパスが残っている場合には、それを64bit版に修正するようにします。
.emacsにaspellを使うように設定を変更
デフォルトのままだとMuleからスペルチェックを実行した際にispellが呼び出されることになっているので、.emacsでaspellを呼び出すように変更します。
;;
;; shell check
;;
(setq ispell-program-name "aspell")
(setq ispell-grep-command "grep")
(eval-after-load "ispell"
'(add-to-list 'ispell-skip-region-alist '("[^\000-\377]")))
スペルチェックを実行する
後はスペルチェック機能を呼び出します。メニューからスペルチェックを呼び出したり、
M-x ispell-bufferを実行することでスペルチェックが実行できます。