2012年4月22日日曜日

3HK SIMを使ってみる インターネットチャージ編

今回購入した3G International Roaming Rechargeable SIMはWebの説明では分かりにくいですが、Data Roaming Daily Passに対応しています。Data Roaming Daily Passとはいわゆる海外データ定額で、中国のChina UNICOMローミングでは、1日98香港ドル定額でデータ通信できるようになります。これを利用するためには元々チャージされている金額では不足するので、なんらかの方法でチャージする必要があります。SIMカードと同様にAmazonでチャージ用のバウチャーも購入できますが、100香港ドルのバウチャーが2000円程度の価格で販売されており、これはチャージ金額の倍値となっており複数枚購入するには厳しい価格設定となっています。今回は香港に行くわけではないので現地でバウチャーを購入できる保証もないので、インターネットチャージに挑戦してみました。

インターネットチャージは3HKホームページから実施できるようになっています。ただしブラウザはIEに限定されているのでIEを使います。まずは右上の「Prepaid SIM」をクリックします。

次に「Online Recharge」をクリックします。

「Agree」をクリックします。

電話番号とCheck Digitを入力して「Next」をクリックします。

リチャージする金額を選択し、名前とメールアドレスを入力して「Next」をクリックします。

内容を確認して、支払い処理に進む場合には「Pay」をクリックします。

シンガポールのeNETのページが表示されますが、ポップアップブロックされているとうまく動作しないので、ポップアップブロックは外します。また、今後は大丈夫のようですが、私がチャージした時にはJava JREをインストールして置かないとクレジットカード番号が入力できない状態になっていました。

クレジットカードの情報を入れ、「Submit」をクリックします。

これで処理は完了しますが、インターネットチャージはその場で実施される訳ではなく、2日くらいの期間がかかるので、旅行や出張の少し前に手続きして置く必要があります。私の場合には2日後に次ぎのようなSMSが届きチャージが完了しました。
Recharge completed. Your data prepaid SIM no. is: XXXXXXXX. New stored value: HK$509.74. New expiry date:08/02/2013 at 23:59. Check Digit: X
Thank you for recharge! Recharge bonus 334local min has been credited into your SIM a/c. Tips: Get extra local minutes reward 34 min / 164 min / 334 min for every $100 / $200 / $300 or abv recharge.

2012年4月21日土曜日

3HK SIMを使ってみる 中国での利用編

大連に到着したら早速空港でF-12Cの電源をいれます。そのままでは使えないのでまずはオペレータを選択します。「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「ネットワークオペレータ」を選択し、しばらく待ちます。そして3HKのローミング先である「CHINA UNICOM」を選択するとローミングが始まります。すると直ぐにSMSが届きました。


Welcome to China and use China Unicom's network.Enjoy your journey in China.
これで通話の方は問題なくできるようになりました。

データ通信の方はまずデータ通信サービスであるData Roming Daily Passを申し込みます。方法は簡単で「*127*31#」に電話するだけです。すると
Data Roaming Daily Pass has been activated. Cut-off time is 23:59 Hong Kong time each night. Unsubscribe, pls dial #127*31#.
Network Shield has been deactivated. Data Svc is allowed on all supported networks. Usage charges at standard roaming rate. Turn on Network Shield, dial *127*4#
というSMSが届いて申し込みが完了したことが分かります。あとは「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」から「データ通信を有効にする」と「データローミング」にチェックをいれて、データ通信とデータローミングを開始すれば通常通りに使えるようになります。

さて、今回なぜCHINA UNICOMのSIMなどを使わずに香港の3HKのSIMを購入してデータローミングで使うという変則的なことをやったか?というと、3HKのSIMを使うと中国でもTwitterを使えるという情報があったからです。(通常はTwitter使えません)結果としてどうだったかというと、なんの問題もなくTwitter使えました。3Gでのデータ通信量が少ない影響なのかどうか不明ですが、日本で使うよりレスポンスも良好という状態です。Data Roming Daily Passは98香港ドル/日かかるので今のレートを考えると約1000円になります。日本の携帯の海外データ通信定額よりは安いですが、ローカルSIMを購入してデータ通信するよりかなり高くなってしまいます。この金額を払ってでも通常通りに使いたいかどうかが判断ポイントになりますね。

もう1点試したのがWiFiテザリングが可能かどうかですが、こちらはエラーにはなりませんでしたがうまく行きませんでした。どうやらテザリングには対応していないうようです。(ちなみに私のF-12Cはファームのバージョンアップを途中でやめていて、docomo以外のSIMでもテザリング可能です。日本ではb-mobile talking Fairを使いテザリングできています。)

Data Roming Daily Passは何もしないと翌日も継続されますので、大連にいる間はそのままで使い続けました。最後、帰国の時にData Roming Daily Passをオフにしました。これも簡単で「#123*31#」に電話するだけです。すると
Your request to unsubscribe Data Roaming Daily Pass is accepted. Termination will be immediately effective. Subscribe again, pls dial *127*31#.
Network Shield has been deactivated. Data Svc is allowed on all supported networks. Usage charges at standard roaming rate. Turn on Network Shield, dial *127*4#
というSMSが届いて利用が終了したことが分かります。

3HK SIMを使ってみる アクティベーション編

3HK SIMを使うために最初にやることはアクティベーションです。まずはローミング先となるネットワークオペレータ(キャリア)を選択します。F-12CはAndroid 2.3系ですので、「設定」を起動して「無線とネットワーク」を選択します。

次に「モバイルネットワーク」を選択します。

データ通信してしまうとあっという間にチャージを使い切ってしまうので、「データ通信を有効にする」と「データローミング」のチェックを念のため外しておきます。その後で「ネットワークオペレータ」を選択します。ここからしばらく時間がかかるので待ちます。

3HKのローミング先は「NTT DOCOMO」となるので、それを選択します。選択すると電波強度の部分に「R」が表示されてローミングが開始されたことが分かります。

次に「アクセスポイント名」を選択し、新しく3HK用のエントリを作成します。設定として必要なのは適当な名前(この例では3HK)とAPNを"mobile.three.com.hk"と設定するだけで、他は必要ありません。

新しく作成したエントリを選択しておきます。

もし香港にいるのであればローカルの電話番号に電話するだけでアクティベーションできるのですが、日本ではそうもいきません。マニュアルに書いてある「##107*0#」に電話をするというのが一番うまく行きそうですが、これを実行すると
Fail to activate Rechargeable SIM. Pls. call 31663333
というSMSが返ってきてうまく行きません。日本語の簡易説明書に書いてある、「**125*001-国番号-エリア番号-電話番号#」もうまくいきませんでした。結果としてうまくいったのはデータ通信を実施することです。そのためデータ通信でチェックを外していた「データ通信を有効にする」と「データローミング」のチェックを入れ、何か簡単なデータ通信をして通信できることを確認します。これでアクティベーションできているはずですが、肝心の完了通知が来ません。通知がこないとCheck DigitやPasswordが分からないと他の設定でできないことができません。そこで、「503175」に適当なSMSを送ります。すると
Your rechargeable SIM no.XXXXXXXX. Credit balance:HK$68.05. Expiry date:08/02/2013 23:59. Check Digit: X. Password: XXXXX
という形の情報がSMSで送られてきます。確認できたらすぐに「データ通信を有効にする」と「データローミング」のチェックをはずします。これを忘れると
The remaining value of your rechargeable SIM is below $35, please recharge now! Enjoy extra bonus offer for every recharge of $100 or above.
を受け取るはめになるので気をつけましょう。

2012年4月20日金曜日

3HK SIMを使ってみる 購入編

急遽中国へ出張することになり、携帯電話の環境をどうしようか?と。通常の通話だけなら、日本で使っている携帯電話の国際ローミングでも十分な気がしますし、データ通信もしたいのであれば現地のプリペイドSIMを使う方が良い気がします。こんなこともあろうかと自分のF-12CはSIMロック解除済みですので、これに海外SIMを入れて使ってみることにしました。出張先で購入するには言葉の壁もありますし、時間もとれないだろうということで日本で購入可能なSIMで検討しました。今回はちょっと特殊な選択をしていて、出張先は大連なんですが香港3HKの3G International Rechargable SIMを購入することにしました。個人輸入は難しいと思われるかもしれませんが、なんと日本のAmazonで普通に売っていました(笑)

価格は1480円で送料込みです。先日auでiPhoneへの持ち込み機種変更の2100円より安い上に98香港ドルのチャージが入っています。購入に際して身分確認などは一切ありません。Amazonで注文してから3日後には手元に届きました。使われていたのはクロネコメール便なので、家に不在がちな人でも大丈夫ですね。なにげなく裏を見るとこんな表示が!


えっと、香港から直送ですかね、もしかして。これで1480円とは世の中変わったものです。日本のオペレータも考えを変える必要があるかもしれませんね。


パッケージはこんな感じです。中身はこんな感じ。香港なので中国語と英語のマニュアル両方が入っています。後は販売業者がいれているのか日本語の簡易マニュアルが入っていました。英語のマニュアルが入っているのは安心感があります。


【続く】

2012年4月7日土曜日

さくら

今年は桜の花が咲くのが遅かったのですが、今日、近所のお寺の桜が咲いていました。