2011年11月6日日曜日

音楽環境の改善 その4


スピーカー

外出時の音楽環境の改善はされましたが、家にいるときの音楽環境は改善されていません。

タイムドメインスピーカーに対する憧れ

高価なオーディオシステムを構築するつもりは元々ありませんでした。リーズナブルな価格帯を考えたとき思い出したのがタイムドメインスピーカーでした。これは昔からタイムドメイン理論になんとなく納得する部分があり、一度は聴いてみたいと思っていました。ネットをいろいろと検索してみたのですが、実際に試聴できる店というのがほとんど見つかりません。買うのはネットショップでも良いのですが、試聴せずにスピーカーを買うのはかなりリスキーです。幾つか大きな店を探した結果、横浜ヨドバシカメラで試聴できる環境があることを発見しました。

何かか違う

横浜ヨドバシカメラに置いてあったのは4機種。タイムドメイン社製品2機種、ライセンス品2機種です。




横浜ヨドバシカメラの素晴らしい試聴システムでスピーカーを切り替えながら試聴していました。ところが「あれ?」という感じじなんです。物によっては古くなっていて、アンプや接触が怪しい物もありましたが、それを差し引いても音がスッキリしていません。私の妄想の中の音とはかなり違います。ふと思う所があり、スピーカーの筐体を触ってみました。果たしてかなり振動しているのです。タイムドメイン理論によればスピーカーユニットは仮想グランドに接地され、余計な振動があってはならないはず。そこが怪しい。それから筐体が振動がすることで出てしまう音によって本来の音が損なわれているのでは?という疑惑。この瞬間にタイムドメインスピーカーという選択肢は、私の中で無しとなりました。

噂のオラソニック

タイムドメインスピーカーについてはネットで検索していても賛否両論だったのですが、その中で評判の良いスピーカがあり気になっていました。それがオラソニックという聞き慣れないブランドです。横浜ヨドバシカメラのスピーカコーナーでは試聴できる状態にはなかったのですが、Walkman販売コーナーでWalkman用がデモしていました。これがまたスッキリとした音を出しているのです。スピーカの筐体を触ってもびびっているような感じはなく、しっかりとしています。まさに自分が妄想した音に近いものでした。音楽プレイヤーをiPod Touchとしたので、iPod Touch用のOlasonic TW-D7IPを購入しました。2万円を切る価格です。

箱はこんな素っ気ないデザインです。Towaという名前が見えますが、これがメーカー名で、海外メーカーかと思っていたのでちょっと以外でした。



開梱すると入っているのは、これだけ。ケーブルはUSBケーブルで、これPCに接続してUSB DACとしての機能も果たします。右下の小さい物はリモコンで、あまり使わないのでは?と思っていましたが、設置したのが寝室ということもあり結構重宝しています。


スピーカーを後ろから見るとこのようにコーンが見えます。これにより低音を補強する形になっているようです。


実際に家で聴いてみた音がどうだったかというと、店で聴いたのと変わらずスッキリ、かっちりした音になっています。若干低音が不足している気もしますが、仕方ないところでしょう。バスブーストの機能がついていますが、これをオンにして使うかは好みの分かれるところ。私自身はオフで使っています。PC と接続しても良い音が聴くことができます。スピーカ、アンプ、DAC込みで2万円未満の商品と思えばかなり満足度は高いです。


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