2012年12月28日金曜日

TGVに乗りました

今回のフランス旅行でパリからストラスブールに日帰りで行きましたが、オプショナルツアーなどではなく自分でチケットも予約しました。やってみると大した事はないのですが、初めてだと状況が分からずいろいろ悩む事もあったので、記録がてらブログに残しておきます。

切符の購入

インターネットで検索して調べて見たのですが、切符はRAILEUROPEで購入しました。サイトが日本語に対応していることも大きかったです。Webからの購入は非常に簡単で、出発地と到着地を入力すると該当する切符の候補を表示してくれます。注意すべきはその価格で列車によって大きく変化します。自分は2等と格安1等の価格がほとんど違わない列車を選択し格安1等を購入しました。ストラスブールはこじんまりとまとまっている街なので、列車の時間に合わせて行動しても十分目的が達成されると思います。支払いはクレジットカードで普通のネット通販と変わらず購入できます。

切符の発券

切符購入の際に一番悩んだのが発券方法をどうするか?です。方法は複数の中から選択できて自宅送付も可能なのですが、最終的にはEチケットPrint@Homeを選択しました。これだとメールで送られてくるPDFファイルを印刷するだけの作業になります。なぜ悩んだかというと、列車のEチケットは使ったことがなくどうやって乗車するか分からなかったからです。ネットで調べてみるとEチケットに印刷されている2次元バーコードを改札にかざすと大丈夫ということが分かったのでEチケットにしました。(実際の状況は違ったんですけどね)

乗車駅まで

乗車駅は東駅(Gare de l'est)になります。乗車するTGVが朝6:55と早い時間帯のものだったため、駅までの交通手段をどうすうか?でも悩みました。東駅はMetroも乗り入れているので通常時間帯なら間違いなくMetroを利用します。もしからしたら早朝はMetroの運行間隔が長いのでは?という不安もありましたが、タクシーだから大丈夫という自信もなかったのでMetroにしました。実際の運行間隔は十分短く少し待てば乗れるという状況でした。余談になりますが路線図上の東駅を探すのに大変苦労しました。これはパリの東側だけを見ていたためです。東駅は北駅と隣接しているという事を発見した時は愕然としました。東駅とは東にある駅ではなく、東側へ行く列車が発着する駅という意味のようです。(ネット環境が良い日本にいるうちに調べていれば何の問題もなかったのですが)

乗車方法

ここまで分かれば乗車は問題もないだろうと思いがちですが、日本の常識と一番違ったのは乗車方法でした。まず東駅に到着したらディスプレイによる表示を確認して乗車するTGVが黄色か青かどちらのプラットフォームから出発するのかを確認し、そちらに向かいます。そして次に発車する番線を確認するのですが、番線が決まるのは20分前になります(!)それまではどの番線から出発するか分からないので待ちます。番線がディスプレイに表示されたら、列車に向かいますが改札は存在しませんでした(!)つまり、何のチェックもなく車両まで行けます。後は車両の号車を確認して乗り込み、指定席を探して座るだけになります。ちなみに行きは車内検札もありませんでしたし、降車駅での改札チェックもありませんでした。Eチケットが必要になったのは自分の指定席を確認する時と、帰りの列車で車内検札があったのでその時だけでした。車内検札は2次元バーコードを読み取るだけのチェックになります。

その他の注意点

フランスに行ってから現地の人に聞いた注意点と実際について。

  • TGVは高速鉄道ですが、当たり前のように遅れます。私が乗った列車も出発が30分くらい遅れました。多少遅れてもいいように飲み物などは買ってから乗車するのが良いとのことです。
  • 車両の号車は順番通りに並んでいない可能性があるので、注意が必要という話を聞きました。また、車両によっては他の車両に移れない状況となっている場合もあるそうです。車両の番号はちょっと見にくいのできちんと確認してから乗るようにした方が良いです。
  • トイレはお世辞にも日本ほど綺麗ではないので、乗る前に済ませられるなら済ませた方がよいです。




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